たまに遊びで漫画をかきます。 絵が特別うまいわけでもありません。 特に面白いストーリーが思いつくわけでもなく、そこまでのやる気もありませんでしたので、あくまで趣味で漫画をかいていました。 趣味は趣味だったのですが、ある時思いました。 一度くらい賞に投稿してみたいな、と。
その時たまたま完成間近の漫画があったので、私はこれを投稿しようと決めました。 その漫画は、女子中学生がうんこをするシーンで始まる漫画でした。 私は悩みました。どの賞に投稿するのがベストなのか。
選ぶポイントは以下の2点です。
- あまりに下品でも許容される
- 絵がものすごく下手でも許容される
結果、その時募集していた白泉社、花とゆめのHMC(花とゆめ まんが家コース)に投稿することに決めました(その時募集していたので)。
この賞は初投稿だと、投稿者全員に図書カード(500円分)がもらえるのですが、私の漫画はあまりにもクオリティが低く、内容も悪ふざけだったので、私には図書カードが貰えないんじゃないかと思いました。
結果発表は紙面上で行われるとのことだったのですが、特に確認もしませんでした。
当時少女漫画にあまり興味がなかったからです。今では山岸凉子が一番好きな漫画家です。
いつしか投稿したことすら忘れ、日々を過ごしていると、一通の封筒が届きました。
中には、
- 品のない漫画の原稿
- 図書カード
- 批評シート が入っていました。
上の画像はその時の批評シートです。明らかに悪ふざけで投稿された原稿に非常に子細な批評を頂き、私は申し訳ないような、恥ずかしいような気持ちになりました。
反省した私は頂いた図書カードで資格の本を購入し、就職活動を始めました。
先日帰省した際に原稿を見つけました。