学生のときに悪ふざけでものすごく下品な漫画を少女漫画に投稿した話

たまに遊びで漫画をかきます。 絵が特別うまいわけでもありません。 特に面白いストーリーが思いつくわけでもなく、そこまでのやる気もありませんでしたので、あくまで趣味で漫画をかいていました。 趣味は趣味だったのですが、ある時思いました。 一度くらい賞に投稿してみたいな、と。

その時たまたま完成間近の漫画があったので、私はこれを投稿しようと決めました。 その漫画は、女子中学生がうんこをするシーンで始まる漫画でした。 私は悩みました。どの賞に投稿するのがベストなのか。

選ぶポイントは以下の2点です。

  • あまりに下品でも許容される
  • 絵がものすごく下手でも許容される

結果、その時募集していた白泉社花とゆめのHMC(花とゆめ まんが家コース)に投稿することに決めました(その時募集していたので)。
この賞は初投稿だと、投稿者全員に図書カード(500円分)がもらえるのですが、私の漫画はあまりにもクオリティが低く、内容も悪ふざけだったので、私には図書カードが貰えないんじゃないかと思いました。 結果発表は紙面上で行われるとのことだったのですが、特に確認もしませんでした。 当時少女漫画にあまり興味がなかったからです。今では山岸凉子が一番好きな漫画家です。

いつしか投稿したことすら忘れ、日々を過ごしていると、一通の封筒が届きました。 f:id:inabajunmr:20160501015630j:plain
中には、

  • 品のない漫画の原稿
  • 図書カード
  • 批評シート が入っていました。

上の画像はその時の批評シートです。明らかに悪ふざけで投稿された原稿に非常に子細な批評を頂き、私は申し訳ないような、恥ずかしいような気持ちになりました。
反省した私は頂いた図書カードで資格の本を購入し、就職活動を始めました。
トイレが好きな花子さん
先日帰省した際に原稿を見つけました。