北斎とジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃にいった

上野の国立西洋美術館でやっている「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」に行ってきた。 本当は「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」を見たかったわけではなくて、「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」に行こうと思って上野にいったんだけど、「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」は来週だったので、だめだった。 しかし、「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」でも「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」でも、特にこだわりはなかったので、どちらでもよかったので、「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」に行くことに計画を変えても、特に大丈夫だった。

人がたくさんいて、入場が30分待ちくらいだったので諦めて常設展に行ってしまおうかなという気持ちになったけど、そこは頑張って並んで、「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」に入場することができた。

北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」に入場すると、そこは完全に統制が取れていない状態で、入り口では警備員が

「展示は年代順ではない」「別に並んでるわけではないからどこから見てもいい」「入口付近は音声ガイドが持ってる人でずっとつまってる」といったようなことを言っていた。

僕は、入口付近は音声ガイドが持ってる人でつまっているのなら、並ばなければ入口付近の展示はずっと見れないのではないかと思ったので、並んだ。

並ぶのが嫌いなので辛い思いをしたが頑張って並んだ結果、ついに北斎の絵が目の前に現れた。絵うめーなとか、結構いまの漫画と同じノリですげーな、とか思った。あとこの絵ってどっちにしろ印刷なんじゃないの?現物見る必要あるかな?とかいらないことを考えた。

あとは、「別に並んでるわけではないからどこから見てもいい」ルールに則った人たちがスピード感のない僕の隙をついてきて僕はなかなか先に進めなかったりしたけど、ルールに則った行動を責めるのはお門違いなので、僕はなかなか先に進めなかったけど、、ルールに則った行動を責めるのはお門違いなので、ルールに則った行動を責めるのはお門違いでした。

それから、北斎の描いた漫画や挿絵と、それを紹介する外国の書籍が並んでいる区間にきた。 それで、外国の書籍は全体的に何語だかわからない感じだったんだけど、英語のものもあった。それがまずかった。 となりに並んでいるカップルが非常に熱心に外国の書籍を眺めていて、それはそんなによいものなのかと思いながら会話を聞いていると、どうやら奴らは外国の書籍で英語の勉強をしていた。

書籍に「Fig.78 〜〜〜」のような記載があって、女が男に「これなに〜?」と質問した。 わたしはこれはたぶん「78番の図では〜〜〜」みたいなことを書いてるんじゃないかなと思ったんだけど、男は「Fignatureの略で、全部って意味だよ」と言っていたので、僕はFignatureって初めて聞くなと思って、家に帰って調べた。

Fignatureとはどうやら、クレカとかの署名をタブレットでやるときの、指で入力された署名のことらしいので、多分間違ってるんじゃないかと思う。 www.urbandictionary.com

というか、「北斎ジャポニスム―HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」の、「北斎の描いた漫画や挿絵を紹介する外国の書籍(英語)」で、英語の勉強をするのはあまり効率的ではないと思ったので、効率の良い英語の勉強方法を教えてあげるべきだったかもしれない。 もしそれをするにしても、あの会場でやるのはあまり効率的では無いのではないかと思う。椅子にも座れないし、雑音も多いからです。

しかし、わたしの英語力は日本人のなかでは中の上くらいで、それほど誇れるものではないし、効率的な英語の勉強方法もわからないのでそれは諦めた。

その後は、人がいっぱいいてスタミナがきれたので飛ばし飛ばしで見て、「La petite blanchisseuse」という絵が子供なのかおばあさんなのかわからん、とかモネの絵どこにでもありすぎだろ、とか思いながら、企画展のチケットで常設展にも入れます、という記述を見つけたので常設展に行って、泣いている女の人の絵を見て、つけ麺を食べて、コーヒーとケーキを食べて、家に帰った。

コーヒーは美術館に行った後だったので、ルノワールで飲んだ。